2021.03.30
無添加表示だからといって安全ではない理由(消費者庁が動き出し始めました)
無添加表示や化学調味料を使っていません。
という表示についついつられて購入していませんか?
消費者庁曰く、化学調味料という言葉自体が添加物になく、
「化学調味料不使用」という表記も
消費者に誤認を与えるため、今後取り締まる動きがあります。
消費者庁の目的は、
「無添加」「化学調味料不使用」と書いた商品が増えると、
添加物が「悪」に思われるため、
添加物は「悪」ではないと消費者に認識してもらうためらしいです。
消費者庁
https://www.caa.go.jp/notice/entry/023198/
また無添加表示も、加工段階で無添加であっても、
その原料が組み合わされる前、
例えば野菜ジュース
農薬いっぱい入っていて、野菜ジュースにする際は野菜の名前しかなく、
本来無添加ではない。
農薬を使った慣行農法のトマトで添加物どころか農薬入なのに
原料に「トマト」としか書いていないのが問題らしい。
(まともなこと言う(笑))
専門的な言葉で恐縮ですが、
「加工助剤」という加工の段階で、
「添加する添加物はない」ことになっているのも問題だそうです。
例えば、一般的な油類
油をたくさん抽出するために、
神経毒性のあるノルマルヘキサンという有機溶剤を使います。
ヘキサンに大豆を漬けると油が溶出し、
ヘキサンは69度以上で蒸発するので、
油を熱して、原油だけが残ります。
その後、リン酸や苛性ソーダ、
さらに活性白土なども使って製造されていることなど、
消費者はまったく知りません。
だって製造工程で使用するこういったものを書く必要がないのですからね。
こういったモノを加工助剤といいますが、キリがないです。
ただし、消費者庁が
「無添加」「〇〇は使っていません」という表記自体が
他の商品が「悪」と取られないように取り締まることはありがたいですね。
私の会社では海外販売をしていますが、
外国人からは商品購入についてこんな質問が来ます。
マスカラを掲載していた時、
「このマスカラはグルテンフリーですか?」って
当時の私はマスカラが小麦粉からできてるの???
と全く意味不明でした。
メーカーに問い合わせても、わからないんですよ。
それで調べました。
成分に「キサンタンガム」とあり、
これが小麦由来の原料で作られているものもあり、
こういった質問が来た次第です。
それでメーカーに聞きましたよ。
おたくの使っている「キサンタンガム」は
小麦由来ですか?トウモロコシ由来ですか?って。
答えはわかりませんでした。
そんなコト、
メーカーさんも知らないというか、
日本の表記は不要なんですよね。
メーカーさんも気にしていないのが現状です。
その他、お出汁、クレンジングオイルなどなど
もうビックリするぐらいの質問が
外国人消費者からは色々来ましたよ。
疲れて、よくわからないものは出品却下にしたぐらいです。
メーカーに聞いてもわからないから自分で調べないといけない。
おまけに日本語でもよくわからない言葉を英語でのやり取りに疲れました。
これが外国人の意識なんです。
無添加・化学調味料不使用などなど
パッケージに書かれていることを
鵜呑みにするのではなく、
こういった背景を想像できる想像力を持ち合わせると、
自分で取捨選別できる力がどんどん養われていくと思います。
という表示についついつられて購入していませんか?
消費者庁曰く、化学調味料という言葉自体が添加物になく、
「化学調味料不使用」という表記も
消費者に誤認を与えるため、今後取り締まる動きがあります。
消費者庁の目的は、
「無添加」「化学調味料不使用」と書いた商品が増えると、
添加物が「悪」に思われるため、
添加物は「悪」ではないと消費者に認識してもらうためらしいです。
消費者庁
https://www.caa.go.jp/notice/entry/023198/
また無添加表示も、加工段階で無添加であっても、
その原料が組み合わされる前、
例えば野菜ジュース
農薬いっぱい入っていて、野菜ジュースにする際は野菜の名前しかなく、
本来無添加ではない。
農薬を使った慣行農法のトマトで添加物どころか農薬入なのに
原料に「トマト」としか書いていないのが問題らしい。
(まともなこと言う(笑))
専門的な言葉で恐縮ですが、
「加工助剤」という加工の段階で、
「添加する添加物はない」ことになっているのも問題だそうです。
例えば、一般的な油類
油をたくさん抽出するために、
神経毒性のあるノルマルヘキサンという有機溶剤を使います。
ヘキサンに大豆を漬けると油が溶出し、
ヘキサンは69度以上で蒸発するので、
油を熱して、原油だけが残ります。
その後、リン酸や苛性ソーダ、
さらに活性白土なども使って製造されていることなど、
消費者はまったく知りません。
だって製造工程で使用するこういったものを書く必要がないのですからね。
こういったモノを加工助剤といいますが、キリがないです。
ただし、消費者庁が
「無添加」「〇〇は使っていません」という表記自体が
他の商品が「悪」と取られないように取り締まることはありがたいですね。
私の会社では海外販売をしていますが、
外国人からは商品購入についてこんな質問が来ます。
マスカラを掲載していた時、
「このマスカラはグルテンフリーですか?」って
当時の私はマスカラが小麦粉からできてるの???
と全く意味不明でした。
メーカーに問い合わせても、わからないんですよ。
それで調べました。
成分に「キサンタンガム」とあり、
これが小麦由来の原料で作られているものもあり、
こういった質問が来た次第です。
それでメーカーに聞きましたよ。
おたくの使っている「キサンタンガム」は
小麦由来ですか?トウモロコシ由来ですか?って。
答えはわかりませんでした。
そんなコト、
メーカーさんも知らないというか、
日本の表記は不要なんですよね。
メーカーさんも気にしていないのが現状です。
その他、お出汁、クレンジングオイルなどなど
もうビックリするぐらいの質問が
外国人消費者からは色々来ましたよ。
疲れて、よくわからないものは出品却下にしたぐらいです。
メーカーに聞いてもわからないから自分で調べないといけない。
おまけに日本語でもよくわからない言葉を英語でのやり取りに疲れました。
これが外国人の意識なんです。
無添加・化学調味料不使用などなど
パッケージに書かれていることを
鵜呑みにするのではなく、
こういった背景を想像できる想像力を持ち合わせると、
自分で取捨選別できる力がどんどん養われていくと思います。