2021.03.26

環境後進国大国の日本。「国産は安全」は過去の神話です。

環境後進国、オーガニック後進国の日本。

いつの間にこんなに世界に引き離されてしまったんでしょう。

海外と仕事をしている私はこの数年で一気に世界に引き離されてしまった
日本を痛感しています。

 

10年前ロスアンゼルスのスーパーに行った時、
「オーガニックの意識が全然違う」と感じ、
同時期に中国へ行った時、
「この国が環境を破壊している」と感じ、
同時期にフィリピンへ行った時、
「ジャンクと粗悪品しかない」と感じ、
同時期にマレーシアへ行った時、
「フィリピンよりまし」
と感じました。

 

今は、

ロスアンゼルスは御存知の通り、
非常に環境やオーガニックに関する商品や知識に溢れ、
中国では、今でも粗悪品もありますが、
日本製を超えるほどの良品が安価に出てきています。
食品はまだ怖くて手を出せませんが、
オーガニック意識が高まり、
政府主導でオーガニック製作が始まり、
肥料の取締が物凄い厳しいです。

 

フィリピンでは、
数年前まで粗悪品だから買えないと
思っていた商品が、
今では、
これなら日本で買えるというぐらい
品質もよく、価格も日本より高いものが多い。
マレーシアでも同様です。

 

国産は安全
中国産は危ない
ヨーロッパの商品は安全

という国や人種で判断するのではなく、

 

今の時代、国や人種を超えて
価値基準で判断していく必要があるように感じています。
(多かれ少なかれ国民性や傾向などはもちろんあります)


国産でも安全なものもあれば、ダメなものもあり、
中国産でも日本より優れているものもあれば、
御存知の通りの商品もある。

アメリカだって、
見ているだけでお腹いっぱいになるジャンクフードも山程ある。

 

特にお肉やお野菜は日本は環境後進国。

タイ産でもこんなお肉が国産より安く買えます。



これで100g98円のモモ肉。

カナダ産の豚肉


これで100g108円の豚ロース。

国産でこのように、
※成長促進剤を使用していません。
※合成抗菌剤を使用していません。
※抗生物質を使用していません。

 

と表記できるお肉がどれぐらいあるのでしょう?
あったとしても、めちゃくちゃ高いです。

外国の方がよほどきちんとしている商品があるという
ことは現地で痛いほど見てきています。

 

マレーシアですら、これ全部オーガニックのお野菜です。


日本の大きさだと4分の1ぐらいの
小さなオーガニック白菜。
この大きさで日本円で約270円
マレーシア産です。
普通のスーパーです。


 

無農薬、無肥料で育った
コールドプレスで抽出した
フィリピン製のアロママッサージ


1000円しません。

 

商品を選ぶ時、
国産OK,中国産はダメという概念など
一度捨ててみて、
自分の価値基準にあうものは
今や国境を超えているって考えて
選んでみてください。